25歳女子だけど雑誌MERYを読んだ感想がおっさんとほぼ同じだった
雑誌になったMERYを発売日に読んだけど、わりとしょっぱなで心が折れたんだよね。
雑誌版MERYを興味本位で買ったけど、しょっぱなの「メリーガールってこんな子♡」がすでに当てはまらなすぎて怖い。#資料ですから pic.twitter.com/VYnstAitNN
— 青木まりな (@murinamarina) 2016年3月25日
全体的にふわふわもやもやした、かわいらしさがてんこ盛りで、メリーガール以外は、「かわいい当たり」もしくは「ピンク当たり」してしまう感じ。
なんて思っていたら、おっさん(自称)とほとんど同じ感想だった。女子だけど、もう若いキラキラ女子のことは理解できないのかもしれない…!
かぶる部分も多いけど、その他もあったので、以下にメモしておきます。
実用性が低く、世界観の主張が強い
・文字量は極端に少なく、画像で魅せるのがメイン
・普通の雑誌だと着まわし企画とかがメインにあって、実用性が考えられてるけどそういったものは少ない。ずっとメルヘンの世界にいるよう
・広告の入れ方は相当気が使われてる。コンテンツの合間に挟まれる広告ページもデザインが統一感があって、現実に引き戻されないようになってる
もう若者にとってのリアルがわからない
・美容のプロではなく、MERYのキュレーターがコスメおすすめコメントをしている。顔出しもないし、アプリで探してもその人の記事が読めるわけじゃないけど、メディア側にいるプロよりも、そういう人たちの口コミが「リアル」なんだろう
ちなみに該当の企画と連動しているWEB記事では、誰の発言なのかはわからないようになってます。
インスタ感と参加感が強い
・目次もハッシュタグ風だし、写真の加工もインスタのフィルターっぽい。
・スタイリスト紹介にもかならずインスタアカウント
・ハッシュタグをいろいろ作って参加を促してる感。ハッシュタグ付けてインスタなどに投稿すれば、本当に拾ってくれそう感がある。
・他の雑誌だと「プレゼントページに返信用ハガキくっつけて読者アンケート」が必ずあるけど、雑誌MERYにはそれはない。
WEBとの連携を前提として作られている雑誌というのが新しい
・アプリへの導線も強く、ウェブと雑誌全体でのユーザー体験を意識してるのが伝わる。
出版社がいくらコンテンツ力があると言っても、やはりWEBの知識がまったくなければ、こんな雑誌は作れない。そういう意味で色々と新しさを感じました。雑誌では圧倒的に作りこんだ世界観を見せ、WEB(というかアプリ)にいけば圧倒的なコンテンツ量があり、理想と現実を想像を絶するスピードで行き来する女の子立ちの欲求を満たす感じでしょうか。
まあ、メリーガールと属性違いすぎて、そこまで理解できていないかもしれませんが。
というわけでメリーガール度をチェック♡
雑誌冒頭の「メリーガールってこんな子♡」の各項目を使ってメリーガール度をチェックしてみてください。
20点以下は全然ダメ、満点は95点。
まあ80点超えればメリーガールと言っていいのではないでしょうか?
ちなみに私は21点でした。